葬送のフリーレン

【葬送のフリーレン】常軌を逸した魔法使い・ユーベルの強さや性格などを紹介

山田鐘人氏とアベツカサ氏が手がけるファンタジー漫画作品『葬送のフリーレン』。

魔王を討伐した勇者・ヒンメルと勇者パーティのその後を描いています。

本記事では、葬送のフリーレンに登場する魔法使い・ユーベルの性格や強さ、声優キャストなどについてまとめました!

(※ネタバレ注意)

ユーベルとは

ユーベルは、主人公・フリーレンと弟子のフェルンが受験した一級魔法使い試験に参加していた魔法使いです。

名前の由来は、ドイツ語で『邪悪』という意味の『Übel』ではないかと考えられます。

身長が150cm前後で、緑色のサイドテール、厚い二重、うっすらとした笑みなどが特徴的なキャラクターです。

原作37話では、武道僧(モンク)のエルフ・クラフトがユーベルについて

「人殺しの目をしているな。」

と発言しています。

アニメ化&100話突破記念で行われた人気投票では、43位でした。

TVアニメの声優は、ウマ娘 プリティーダービーのミホノブルボン役やぼっち・ざ・ろっく!の喜多郁代役などを演じた長谷川 育美(はせがわ いくみ)氏が担当しています。

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ユーベルの性格

ユーベルは、感性や直感に基づき行動する超感覚派です。

人を殺すことに忌避感がなく、前回の一級魔法使い試験では、試験官である一級魔法使いであるブルグを殺害して失格になりました。

殺し合いを望んでおり、41話では敵であるヴィアベルの首を狙って殺害するのではなく、わざわざ魔法の発動に必要な目を狙い、戦いを続けようとしました。

また、ユーベルは甘党です。

原作126話では、一級魔法使いの一次試験でパーティを組んだラントに紅茶に砂糖をたくさん入れてもらうように頼んでいました。

ユーベルの強さ

ユーベルは、数少ない魔法使いがなれる『一級魔法使い』の称号を得ていることから、相当な実力者であることが分かります。

原作58話では、大陸魔法協会の創始者であるゼーリエがユーベルが一級魔法使いになれる実力があると瞬時に見抜きました。

そんなユーベルの得意魔法は、布を裁断するように対象を切る『大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)』です。

布を裁断する音が好きなユーベルが裁縫している姉の姿からイメージに基づき会得しました。

射程範囲は5mですが、あらゆる攻撃を通さない『不動の外套』を切断したことから、威力の高さが伺えます。

また、相手に共感することで、その人が使う魔法を使えます。

原作46話では、ラントに向け、41話で過去の話を聞いたヴィアベルの得意魔法である『見た者を拘束する魔法(ソルガニール)』を発動しました。

理屈や原理を考えず、感覚次第で格上の相手にも勝てる柔軟性の高いポテンシャルは、これからの成長を期待させます。

ラントとの関係について

ユーベルは、ラントに興味津々です。

ラントのことは「メガネ君」と呼び、ラントに共感するため、試験以外でも付きまとっていました。

ラントは、自分と正反対の考えを持つユーベルのことを頑なに拒否していましたが、ユーベルは好奇心を絶やしませんでした。

126話では、ユーベルとラントは帝都アイスベルクで開催される建国祭でゼーリエが暗殺される可能性があるということを受け、諜報員として情報収集の任務にあたっています。

2人は、原作128話で帝国の魔道特務隊に捕えられましたが、ユーベルはラントの過去を知り、ラントも徐々に心を許しているようにも感じられます。

作中では、ヒンメルとフリーレン、シュタルクとフェルンというようにさまざまなカップリングが注目されていますが、ユーベルとラントのペアからも目が離せませんね。

まとめ

今回は、葬送のフリーレンに登場するユーベルについて解説しました。

葬送のフリーレンには、ユーベル以外にも魅力的なキャラクターが多数登場します。

まだ原作もアニメも見たことがないという方は、本記事をきっかけに手に取ってみてはいかがですか。

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