葬送のフリーレン

【葬送のフリーレン】超理論派魔法使い・ラントの強さや声優などを紹介

2020年から小学館が出版している漫画雑誌『週刊少年サンデー』で連載している漫画作品『葬送のフリーレン』。

勇者ヒンメルとそのパーティによって魔王が討伐された後の世界を描く本作は、累計発行部数が2,100万部を突破した大人気作品です。

本記事では、葬送のフリーレンに登場する魔法使い・ラントの強さや声優キャストなどについてまとめました!

(※ネタバレ注意)

ラントとは

ラントは、主人公・フリーレンとフリーレンの弟子・フェルンが受験した一級魔法使い試験に参加し、見事に合格した一級魔法使いです。

名前の由来は、ドイツ語で『縁』という意味の『Rand』ではないかと考えられます。

身長が175cm前後で、金髪と黒髪のツーブロック、スクエア型の眼鏡、釣り目などが特徴的なキャラクターです。

冷静沈着で理屈っぽい性格なラントは、感覚で魔法を使用している天才肌タイプの魔法使いを毛嫌いしています。

アニメ化&100話突破記念で行われた人気投票では、52位でした。

TVアニメの声優は、賢者の孫のアウグスト=フォン=アールスハイド役やnumber24の都留靖也役などを演じた小松 昌平(こまつ しょうへい)氏が担当しています。

ラントの生い立ち

ラントの両親は、ラントが幼い頃から消息不明だったため、祖母と二人で暮らしていました。

しかし、5年前ラントが三級魔法使いだった頃に老衰で亡くなります。

クールで愛想のないラントですが、死ぬ間際も元気で面倒見がよかった祖母のことを慕っていました。

祖母が亡くなった後も、ラントは祖母と2人で過ごしていた家に住んでいました。

ラントの強さ

ラントは、自分の分身を作る魔法を使います。

分身は本人と同一機能を持っており、流血したり、瀕死状態を演出したりもできます。

ゼーリエはラントの分身を見抜きましたが、ラントと親しいユーベルをはじめ、ほとんどの受験者がラントは分身であることに気付きませんでした。

ラントは、2体以上の分身を同時に操れ、本体が遠方にいても分身を作り出すことが可能です。

一級魔法使い試験中、本体は一度も試験会場に現れず、優雅にティータイムを過ごしていました。

原作では、ラント本人の分身しか生み出していませんが、魔法を極めれば自分以外の生物も生み出せるのではないかと考えられます。

一級魔法使いということもあり、使用する魔法はかなり強力ですね。

また、初見の相手と戦う際は入念に観察・分析したり、常に最善手を画策したりする論理的な思考回路もラントの強さの秘訣です。

フリーレン一行との関係について

ラントは、一級魔法使い試験の一次試験でフェルンと同じパーティでした。

一次試験では、パーティメンバーとしての関わりはありましたが、そこまで印象深いやり取りはありませんでした。

また、フリーレンも一級魔法使い試験に参加していましたが、作中にフリーレンとラントの絡みもとくにありません。

ただ、126話以降では、帝都アイスベルクで開催される建国祭において大陸魔法協会の創始者・ゼーリエを護衛する任務にてフリーレン一行とラントは別々に行動しています。

恐らく今後2つの部隊が合流することで、フリーレン一行とラントは、何らかの関わりを持つのではないでしょうか。

ユーベルとの関係について

ラントとユーベルは、一級魔法使い試験の一次試験で同じパーティに属していました。

共感することで相手の魔法を使用できるようになるユーベルは、ラントの生い立ちを画策しようとしますが、ラントは感覚で魔法を使うユーベルのことを毛嫌いしていました。

それでもなお、ユーベルはラントのことを「メガネ君」と呼び、ラントに共感するため、試験以外でも付きまといます。

原作126話では、ラントのことを知りたいユーベルに対して

「僕の魔法に興味があるだけだろ。 ...でも不思議と悪い気分じゃない。」

と発言していることから、少しずつではありますが、ラントとユーベルの心理的距離が近づいているように感じます。

ラントとユーベルは、諜報員としてゼーリエ暗殺にかんする情報を収集する任務にあたっていますが、任務を通じて今後2人の関係がどのように進展するか楽しみですね。

まとめ

今回は、葬送のフリーレンに登場するラントについて解説しました。

葬送のフリーレンには、ラント以外にも魅力的なキャラクターが多数登場します。

まだ原作もアニメも見たことがないという方は、本記事をきっかけに見てみてください。

また、葬フリ考察ブログでは、キャラクターやストーリーをはじめとした葬送のフリーレン関連の情報を提供しています。

葬送のフリーレンについて詳しく知りたい方は、他の記事もご覧ください。

-葬送のフリーレン