TVアニメ『葬送のフリーレン』は、日本テレビ系全国30局ネットにて2023年9月より放送中のファンタジー作品です。
原作は、小学館より出版されている週刊少年サンデーで連載されており、シリーズ累計発行部数が1,700万部を突破している人気作品です。
本記事では、本作の主要キャラクター・シュタルクをご紹介します。
シュタルクの年齢や生い立ち、声優キャストなどの基本情報をはじめ、他のキャラクターとの関係性などの情報をまとめました。
(※ネタバレ注意)
葬送のフリーレンのあらすじ
勇者ヒンメル一行は、魔王を討伐した後、王都に凱旋しました。
パーティーメンバーは、これまでの冒険を振り返りつつ、これからの人生に思いを馳せていました。
しかし、長命のエルフ・フリーレンだけは感慨にふけることなく、魔法の探求のために再度旅立ちます。
そして50年後、フリーレンはもう一度半世紀流星(えーらりゅうせい)を見るという約束を果たすため、再び王都でヒンメルと勇者パーティーであるハイター、アイゼンと再会します。
勇者一行との再会を契機に、フリーレンは新たな冒険に身を投じることとなりました。
シュタルクとは
シュタルクはアイゼンの弟子で、フリーレンと共に旅をしている戦士です。
名前の由来は、ドイツ語で強いという意味の『stark』ではないかと考えられます。
子供っぽさとかっこよさのギャップが魅力的なキャラクターで、アニメ化&100話突破記念で行われた人気投票では、6位でした。
TVアニメの声優は、マッシュル-MASHLE-のマッシュ・バーンデッド役や、トモダチゲームの片切友一役などを演じた小林 千晃(こばやし ちあき)氏、幼少期はケムリクサのりつ役や、超速変形ジャイロゼッターの美輪沙斗理役を演じた清都 ありさ(きよと ありさ)氏が担当しています。
シュタルクは、ヒンメルの死後30年の時点で年齢は19歳でした。
身長は170cm前後で、頭頂部が黒くなっている赤髪や額の傷、赤いローブ、手から腕にかけて巻かれた包帯などが特徴的です。
行く先々で人助けをするほどお人よしですが、ビビりかつヘタレで、作中では泣き言を言ったり、腰を抜かしたりしています。
シュタルクの生い立ち
シュタルクは、戦士の村で生まれ育ちました。
優秀な戦士である兄・シュトルツと比べられていたシュタルクは、落ちこぼれ扱いされていましたが、兄だけは面と向かってシュタルクに接してくれました。
ある日、魔族に故郷を襲われたシュタルクは、兄に村から逃がしてもらいます。
その後、アイゼンと出会い、戦士として育てられました。
しかし、シュタルクは、アイゼンと喧嘩別れしてしまいます。
シュタルクの額についている傷は、アイゼンに負わされました。
フリーレンとの出会い
フリーレンとシュタルクが初めて会ったのは、原作10話です。
フリーレンは、フリーレンの弟子であるフェルンと共に、中央諸国リーゲル峡谷に生息している紅鏡竜の巣にある服が透けて見える魔法の魔導書を拾集しようとしていました。
しかし、装甲が固く、飛行速度も速い紅鏡竜に苦戦します。
行き詰ったフリーレンたちは、フリーレンたちはアイゼンの弟子であるシュタルクに、前衛としてフリーレンのパーティーに加わるように頼みました。
シュタルクは、フリーレンに紅鏡竜を倒してもらうという条件で、フリーレンたちの仲間になります。
シュタルクは魔物討伐の経験がなく、紅鏡竜に怯えていましたがフリーレンは、シュタルクに戦士としての素質を見出していました。
フリーレンの推測どおり、シュタルクは一撃で紅鏡竜を討伐します。
シュタルクは、この出来事をきっかけにフリーレンやフェルンと旅立ちます。
シュタルクの強さ
シュタルクは、アイゼンがとんでもない戦士になると認めるほど才能ある戦士です。
武器は柄の長い斧で、10話では修行として数十メートルある谷に亀裂を入れるほどのパワーを持ちます。
魔王直属の大魔族『七崩賢』(しちほうけん)にひとり・断頭台のアウラ配下の『首切り役人』であるリーニエとの戦いでは、『戦士ってのは最後まで立っていたやつが勝つんだ』という教えに見合った耐久力が描かれています。
また、回復力も高く、76話では神技のレヴォルテに腹部を貫かれるなど重傷を負わされたのにも関わらず、短期間で腕立てができるまで回復しました。
なお、耐久性や回復力があっても毒には弱く、27話では死に至る毒を持つ蛇に噛まれて鼻血を出しました。
フェルンとの関係性
今後、シュタルクとフェルンは恋愛関係に発展するのではないかと考えられます。
シュタルクは、29話でフェルンの誕生日にプレゼントを用意していなかったり、26話でおっぱいやうんこの形をした雲があったことをフェルンに伝えようとしたりと、作中でシュタルクは、しばしばフェルンの機嫌を損ねたりドン引きさせたりする言動を取っていました。
しかし、誕生日プレゼントとしてシュタルクがあげた『久遠の愛情』という花言葉の鏡蓮華のブレスレットを貰って喜んでいたり、67話ではお洒落な格好をしてシュタルクとデートしたりとフェルンがシュタルクに好意を寄せているように考えられます。
子供っぽい性格で、フェルンからの好意に鈍感なシュタルクですが、デート中に『...あれ、フェルンってこんなに可愛かったっけ...』と考えるようになっていることから、少しずつ心境が変化しています。
今後、2人の関係性がどのように進展するか楽しみですね。
シュタルクの活躍に乞うご期待!
今回は、葬送のフリーレンに登場するシュタルクについて解説しました。
シュタルクは臆病ですが、魔王を討伐した勇者パーティーのアイゼンが認めるほどの実力者です。
そんなシュタルクが活躍する葬送のフリーレンをまだ見たことがないという方は、本記事をきっかけにTVアニメや原作をご覧ください!