小学館が出版している週刊少年サンデーで連載されている漫画作品『葬送のフリーレン』。
マンガ大賞2021の大賞や第69回小学館漫画賞などの受賞歴があり、国内外問わず注目されています。
本記事では、葬送のフリーレンに登場する魔法使い・ゼンゼの性格や強さ、声優キャストなどについてまとめました!
(※ネタバレ注意)
ゼンゼとは
ゼンゼは、限られた者しかなれないとされる優秀な魔法使い『一級魔法使い』のひとりです。
主人公・フリーレンと弟子のフェルンが受験した一級魔法使い試験で二次試験の試験官を担当しました。
名前の由来は、ドイツ語で『大鎌』という意味の『Sense』ではないかと考えられます。
身長が160cm前後で、銀色の長髪、茶色い瞳の垂れ目、白い服に紺色のマントなどが特徴的なキャラクターです。
アニメ化&100話突破記念で行われた人気投票では、59位でした。
TVアニメの声優は、結城友奈は勇者であるの結城友奈(高嶋友奈)役やアイドルマスター シンデレラガールズ U149の櫻井桃華役などを演じた照井 春佳(てるい はるか)氏が担当しています。
『葬送のフリーレン 公式ファンブック』では、フリーレンの思い出として『一級魔法使い選抜第二次試験時は、フリーレン達に同行。フリーレン達なら、迷宮も楽しめると期待した。』と記載されています。
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ゼンゼの性格
好きな言葉が『平和』であるゼンゼは、自称平和主義者です。
温厚な性格で、同じ一級魔法使いで一級魔法使い試験編にも登場したゲナウやファルシュ達とも良好な関係を築いています。
一級魔法使い試験を主催している『大陸魔法協会』の創始者・ゼーリエとは身の回りの世話を任される程の関係です。
都合が悪いことが起こると、ゼーリエ相手でも沈黙を貫きます。
平和主義な一方で、一級魔法使い試験の試験内容は厳しく、ゼンゼが担当した過去4回の試験では合格者がいませんでした。
ゼンゼが担当した試験では、ほとんど死者を出ていませんが、厳しい試験官としてなお馳せており、フリーレンたちが受験した試験も内容を見た一次試験の試験官・ゲナウが
「なんて酷い試験内容だ。」
と驚愕していました。
ゼンゼの強さ
ゼンゼは、自身の髪の毛全てに幾重もの魔法を掛けて操ります。
髪の毛を使ってゼーリエにマントを掛けていたり、髪の毛でシャドーボクシングしたりしていたことから繊細な動きもできると考えられます。
ドリルのように回転させて敵を貫くゼンゼの髪は、防御魔法も破るほど強力です。
一級魔法使い試験の二次試験では、ゼンゼの複製体が多くの受験者を脱落させました。
質量・技術共に優れた魔法ですが、魔法の媒体となる髪の毛の手入れは地獄とのことです。
また、布を裁断するように対象を切る『大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)』を得意魔法とする一級魔法使い・ユーベルを天敵としています。
ヴィアベルとの関係について
ヴィアベルは、北部魔法隊の隊長です。
フリーレンやフェルンと共に一級魔法使い試験を受験しました。
ヴィアベルは、原作42話で29年前に活発化した魔族から逃げるため、北側諸国から中央諸国へ一家総出で旅立った好きな女の子との約束を果たすために魔法使いになったことを明かしました。
原作42話で幼少期のヴィアベルと話していた幼女の髪型がゼンゼに似ていたことから、ヴィアベルの好きな女の子はゼンゼではないかと考えられます。
約束を交わした当時のヴィアベルが4,5歳だったので、ヴィアベルの好きだった女の子がゼンゼなのであればゼンゼの年齢は30歳前後でしょう。
2人はまだ気付いていませんが、幼少期の約束を果たすために北部魔法隊の隊長となったヴィアベルが想い人であるゼンゼと再会できたのはロマンチックですね。
今後、ゼンゼとヴィアベルの関係性に注目してみましょう!
まとめ
今回は、葬送のフリーレンに登場するゼンゼについて解説しました。
一級魔法使い試験終了後、ゼンゼはファルシュやフリーレン達と共に帝都アイスベルクで行われる建国祭にてゼーリエを護衛する任務にあたっています。
帝国側には、帝国最北端ロルベーア領総督・レーヴェを筆頭とした強者が揃っているので激戦となることは間違いないでしょう。
今後、ゼンゼがどのように活躍するのか楽しみですね!