【葬送のフリーレン】神話時代の大魔法使い・ゼーリエの強さや性格などを解説

2020年から小学館が出版している『週刊少年サンデー』で連載している漫画作品『葬送のフリーレン』。

勇者ヒンメルと共に魔王を討伐したエルフの魔法使い・フリーレンと仲間たちの旅路が描かれています。

2024年3月にTVアニメ第1期が終了しましたが、既に第2期放送への期待が高まっています。

今回は、TVアニメ第1期に登場したゼーリエの強さや性格、声優キャストについてまとめました。

(※ネタバレ注意)

ゼーリエとは

ゼーリエは、大陸で活動する魔法使いの認可と管理を行う魔法管理団体『大陸魔法協会』の創始者で、エルフの大魔法使いです。

半世紀以上前から大陸にいる魔法使いのトップに君臨して表舞台に顔を出しており、人間の大魔法使い・フランメをはじめとして何人もの弟子を育てながら、永い余生を過ごしています。

名前の由来は、ドイツ語で『連続』という意味の『Serie』ではないかと考えられます。

身長が150cm前後で、お尻くらいまでの長さがある金髪、オレンジ色の瞳、エルフ特有の長い耳などが特徴的なキャラクターです。

アニメ化&100話突破記念で行われた人気投票では、60位でした。

TVアニメの声優は、Yes!プリキュア5の春日野うらら(キュアレモネード)役や、HUNTER×HUNTERのキルア＝ゾルディック役などを演じた伊瀬茉莉也(いせまりや)氏が担当しています。

戦いを追い求めていたゼーリエは、才ある魔法使いを好んでおり、誰でも魔法が使える時代を望んでいたフランメとはそりが合いませんでした。

自他の気持ちに疎いゼーリエは、人間の弟子など取るものではないと言いつつ、無自覚のまま弟子を大切に想っており、各々の功績を認めています。

『葬送のフリーレン公式ファンブック』では、フリーレンの思い出として『本当に子供みたいな人だよ。機嫌を損ねれば嫌がらせじみた行動をし、自分の弟子にすら素直になれない性分。ゆえに弟子達は苦労する。』と記載されています。

また、ゼーリエは直感で物事を決めることが多く、一級魔法使い試験の三次試験では瞬時に受験者の合否を決めていました。

ゼーリエは、作中で最も強い魔法使いではないかとされており、126話でフリーレンは、「私でもゼーリエに勝てるイメージは全く湧かない彼女は間違いなくこの時代の人類の頂点に君臨する魔法使いだ。」と断言していました。

『生きた魔導書』と称されており、人類が使う魔法をほとんど網羅しています。

そのため、ゼーリエは全知全能の女神様に最も近い魔法使いとされています。

神話時代の魔法も使いこなしており、93話では魔王直下の大魔族『七崩賢』の中でも最強と称される黄金郷のマハト相手に余裕を見せていました。

魔力は、基本的に鍛錬を積み重ねた年月に比例して増加します。

普段は、魔力を制御していますが、1,000年以上生きているフリーレンよりも長く生きているゼーリエの魔力量は計り知れません。

大陸魔法協会が主催している『一級魔法使い試験』では、最終試験の合格者へ『特権』として魔法を譲渡する魔法(フィーアヴェリア)で自分が習得した魔法を他社へ授けていました。

譲渡した魔法の中には、呪い返しの魔法(ミステイルジーラ)などの非常に高度な魔法もありましたが、魔法のバリエーションが豊富なゼーリエに取っては造作もないことです。

また、58話でフリーレンが「ゼーリエの直感はいつも正しい」と発言していましたが戦闘時もゼーリエの直感が生かされているのではないかと考えられます。

126話では、帝国領帝都アイスベルクで開催されている建国祭の舞踏会でゼーリエが暗殺される可能性があることが明かされました。

元々帝国と大陸魔法協会は不仲でしたが、ゼーリエを暗殺することで帝国が覇権を握ろうとしているのではないかと考えられます。

魔法使い同士であればゼーリエは最強ですが、近接戦闘では手練れの戦士に劣るとされています。

126,127話に長髪で眼帯をしていて「閣下」と呼ばれている恒例の影なる戦士が登場していますが、閣下と呼ばれているキャラクターがゼーリエの暗殺に加担するのではないでしょうか。

ゼーリエを護衛する任務には、一級魔法使いで近接戦闘に強いゼンゼとファルシュ、情報収集要因として行動しているラントとユーベル、そしてフリーレン一行が参加することとなりました。

帝国で諜報活動をしている一級魔法使い・リネアールの存在も明かされており、リネアールとは追々合流するのではないかと考えられます。

舞踏会の結末によっては、物語が大きく動くかもしれません。

今回は、葬送のフリーレンに登場するゼーリエについて解説しました。

実力のある魔法使いながらも不器用な所に親しみを感じられるゼーリエ。

フリーレンの師匠であるフランメの師匠で、フリーレンと同じエルフということもあり、作中では、フリーレンと通ずるところが垣間見えています。

今後、ゼーリエがどのような活躍をするのか楽しみですね！